大阪地震に際して思うこと
2018年6月18日に起きた大阪地震で被災された皆様、不安な日々を過ごされている皆様、心よりお見舞い申し上げます。
大きな地震のニュースが流れると、約2年前の熊本地震を思い出します。
あの時は本当に余震が多くて毎日何度も何度も地震を体験する日々が数ヶ月続きました。
ですが、今でもふと思い出すのは、怖かったとか、大変だったという体験よりも、私の母のある行動です。
2度目の大きな地震(後できた本震)が起きた後は、建物の中にいられなかったのでKeiの実家の庭に車を止めて車内泊しました。
翌朝、私の母がふるまってくれたのは”おにぎり”。
電気は使えたのでご飯を炊いて朝ご飯を用意してくれたようなのですが、食べてみると・・・
・・・・・・あれ?
Kei:これなんか甘酸っぱいけど、なんで?
母:お水が出ないからこれ(アクエリアス)で炊いたの!
Kei:え?
母:味違うかな?
Kei:うん。違うね。
アクエリアスで炊いたの?斬新な発想だね。
母:そう?
いいの(アクエリアスのペットボトル)があったって思って!
Kei:私だったら、ご飯炊けないからアクエリアス飲んで過ごそうって思う。
母:まぁいいたい!食べて食べて!
Kei:笑
それ以来、私は地震のことを思い出すと、母の突飛な発想と底抜けな明るさを思い出します。
ちなみに、その時にMakotoも一緒だったのですが、Makotoもやはりアクエリおにぎり事件を思い出すそうです。笑
普通にきれいな水が使えることにも感動でした。
大変な時には、大切なことに気付くチャンスもたくさんあります。
不安で過ごされている時間の中でも楽しいことを見つけて共有していくと、後々まで心がほっこりできるような思い出に変えていくこともできます。
私たちは熊本地震でそのことを身をもって体感しました。