今回の人生をチームプレーでいくのか、個人プレーでいくのか、考えたことはありますか?
魂レベルで言うと、それは生まれる前に決められています。
この人とこの人とこの人と…〇人でチームでやっていく、とか、個人で突き進む、とか。
ですが、生まれる前から決まってはいるものの、最終的にどうするかは私たち人間(プレーヤー)が選べます。
チームでやっていく予定だったけれど一人外れることもできるし、個人でやっていく予定だった人が個人同士で結びついてチームのようになっていくこともあるでしょう。
個人プレーでやっていくと決めたら、極端な話、言いたいことをいいまくって、それでも惹かれて付いてくる人たちだけを相手にしていてもいいでしょう。
ですが、チームプレーでやっていく場合、自分勝手にやっていたら宇宙が用意した大切な仲間さえ失ってしまうことにつながります。
宇宙が用意した仲間なら何を言っても仲間でいられるか、というとそういうことはありません。なぜなら、一緒にやっていくかの選択権は常に一人一人に与えられているからです。
私たちは“人が離れていくときの条件”は大きく分けて4つあると思っています。
①自分もしくは相手が成長して波長が合わなくなったとき
②やりたいことや行きたい方向、遊びたい内容が違っているとき
③どちらかが相手に対する思いやりを欠いたとき
④相手に必要以上に執着しているとき(対等ではなくなったとき)
スピリチュアルの分野では、①や②がよく話題にされていて、確かにその通りだと私たちも思います。
しかしながら、コミュニティー、社会の中で生きる私たち人間が忘れてはならないのは③と④です。
相手や周りのことを思いやらず、自分がやりたいようにばかりしていると、大切な人(魂レベルで波長が合う人)でも離れていってしまいます。
繰り返しになりますが、個人プレーであればそれでもいいと思います。
個人プレーを貫いて、たくさんの人を魅了する活動をしている方も多くいらっしゃいます。
私たちはチームプレーでいきたいと思っています。バランスを大切にしています。
だから、①~④全部大事だと思うのです。
でも、もしあなたがチームプレーをしたいけど、「今の自分には人のことまで考えている余裕がない」「今までずっと我慢してきたからわがままでも自分を出したい」という状況であれば、まずはご自身のことだけを考えて行動されていいと思います。
少しずつ余裕が出てきたら、①~④全部に気を付けてみられて下さい。
もちろん、周りに合わせすぎて自分がない状態ではチームプレーもできません。
チームプレーをやるなら個人のいいところを出しつつ、チームとしてまとまっていく。支え合っていくことが大切になってきます。
チームが全体で動く時に、チームのメンバーが個人プレーに走ったり、全く動かない(自分を出さない)ということがあれば、チームワークは乱れて他のメンバーに悪影響が及ぶ可能性があります。
ある程度、自分自身がしっかりしてきたら、個人プレーで突き進むのか、チームプレーでやるのか決めてもらうことが必要になってくると思います。
私たちがここで表現している“チーム”と“集団”は違います。
個人プレーで突き抜ければ、その人を中心にたくさんの人が集まり、大きな意味でチームのような集団になります。
ですが、一人のカリスマ的リーダーを中心に集まったメンバーはリーダーに迎合する傾向が強いです。
もちろん、リーダー次第でそうではない集団を作っていくこともできます。
それが個人に集まる集団のイメージです。
それに対して、チームは一人一人が対等な関係で尊敬し合い、それぞれの得意な分野で才能を発揮していきつつ、チームとしてまとまっていくイメージです。
自分と仲間一人一人のことを信頼し、チームとしてまとまるには、先に述べた③(相手への思いやり)と④(対等な関係を保つこと)は欠かせません。
チームプレーか個人プレーかということは、魂レベルの仲間の話だけではなく、身近なところ(職場や家庭内で)の人間関係や、ビジネスのやり方を考える上でも重要なことになってきます。